<超初心者が絵本を描いて、出版するまでの道>その1
- tamaruart
- Sep 26
- 2 min read
Updated: Sep 29
2017年の12月。ある広告を見つけた!
第10回絵本・児童書大賞開催!
東宝・アルファポリス主催
絵本か…
当時イラストの仕事をしたいと思っていても子育ての両立とかに悩んでいた私は
絵本制作って言葉に興味を惹かれた。
でも絵本って何ページなの?
サイズってあるのかな??
しかし、当時のわたしの絵本知識は超初心者。

絵本は人よりも多く読んできたけど、絵本制作の知識は一切ない。
え、4の倍数?
24ページか32ページは普通なの?
見開きってなんですか?
かなり丸腰の私。
しかし、助かったのはアルファポリスの絵本コンテストはまったくそんな知識はいらない。
開いて読める感じに画像をアップロードできれば、それでオッケーだ。
(注;アルファポリスの絵本コンテストにはページ制限はありませんでした)
他の絵本コンテストでは、原画を送ってくださいとか、ダミー本を制作とかあり、かなりハードルがある。
サイズも自由だし、なんとなくの紙の規定サイズで大丈夫っぽい。
しかし、注意書きには「絵本の枚数が少ない場合は、選考対象外になる』みたいなことが書いてある。
!
コンテストの締め切りに絶対に間に合わない。
でもでも。
一枚だけ試しに手書きで描いてみた。
「まずい。下手すぎるし、時間がかかりすぎる」

締め切りまであと数週間!!
いや、いまの現代、デジタルアプリがあるじゃないかぁ!
そういえば、最近使っているクリスタにはなんと漫画機能がある。
しかもちゃんとページ分けをしてくれるし便利である。
しかし、時間が問題だった。
クリスマス…。
義理家族が2週間滞在予定。
乗り切るしかない…。
オーブンでターキーを焼きながら、32ページの絵本を描き上げた。
それが絵本『おばけちゃんだってこわいんです』だった。
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