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絵本『ぼくたちは まっているんだ』が優秀賞を受賞!


アルファポリス社が行った「第11回絵本・児童書大賞」で絵本『ぼくたちは まっているんだ』が優秀賞を受賞しました。優秀賞は実は以前いただいた賞です。(汗)

優秀賞は、コンテストの告知は入っていなかった賞ではあったので、報告を編集部からいただいた時にはちょっと驚きがありました。正直、この絵本はターゲット層が狭い範囲かなと思っていたので、このコンテスト自体に応募することも躊躇っていたのですが、最終選考に残ったことでさえ驚きでしたが、賞をもらえることにさらに驚きました。

ただ今回は大賞がなしという衝撃の結果をみて、アルファポリス社の編集部さんもなかなか

厳しい目線でお選びなのだと感じました。さらに、今後の自分の課題も見えてきたような気がしました。

興味のない方は素通りしてくださいね。

以前書かせていただきましたが、この作品はかなり自分にとっては挑戦的な絵本でした。

自分で決めた事項はこの通り。

・生態をあまり崩さないストーリー

・存在しないモノを加えない(チンアナゴにメガネとか帽子とか着せるところも含め)

・でもあまりサイエンス的な絵本にはしない。

・あくまでもおもしろおかしく伝えていく。

・読み手と語り手(絵本)が相互にコミュニュケーションを取り合う形の文体にすること。

あと、驚かすということに人間の忘れ物を入れるかとかも考えました。

でも空き缶一個でも海の中に落としたら、今度はそれは環境問題に話が移転してしまいます。

環境問題はもちろん重大なことですが、どうしてもチンアナゴとニシキアナゴ自体に話を集中させたいので、それも諦めました。

本当は60ページくらいの話にしたかったのですけれど、一応絵本の定番?32ページにまとめてみました。この辺りがやっぱり問題だったのかなと思います。

最後のシメがもうちょっとタメてからしたかったのですが。ページ数の関係でこうなりました。

いや力量不足ですね。

至らない点も多々ありますが、よかったら読んでください。

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